鼻翼縮小 (鼻)
小鼻を小さくする手術です。
鼻の穴の形や小鼻の張り出し具合によって、内側切除と外側切除に分かれますが、両方同時に行うこともあります。
小鼻が丸く食い込んだ形の方は、外側切除を、食い込みはそれ程ではないが幅が広い方は内側切除をお勧めしています。切除すると大きい鼻がすっきりして見えますが、肉厚な鼻翼の方は鼻の穴の大きさとのバランスも考慮して切除幅を決めることになります。鼻翼の組織を取りすぎると鼻の穴が小さくなりすぎてしまいます。
また、小鼻や鼻の穴の丸みが失われると人工的に見えますので、切開する位置と切除幅、内側と外側の切除割合などが自然な小鼻を作るポイントとなります。鼻の穴が逆三角形の方は、鼻翼外側と鼻尖縮小などコンビネーション手術がお勧めです。
一般的な手術の流れ
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1)カウンセリング
カウンセリングで、希望の形と方法を伺い、実際の鼻の状態を拝見して、納得のいく、ベストな方法を選択していただきます。
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2)麻酔
麻酔は、基本的には局所麻酔です。鼻翼に注射します。一瞬ですが、怖いので別の方法を希望される方もおられます。この方法で不安な方は、ガス麻酔か静脈麻酔をして手術を行うことも可能です。ただし、健康状態によって不可の場合もあります。
また、食事制限(6時間絶飲食)がありますので当日すぐに手術をすることが出来ない場合もありますし、麻酔料金が手術料金とは別にかかります。
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3)手術
手術時間は、1時間前後です。
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4)術後
5日目7日目に抜糸に来ていただきます。
手術後の経過
個人差はありますが、腫れは2-3日で落ち着きます。場合によって内出血が出ることがあります。手術中に力が入ってしまうと起こりやすいので、リラックスして受けられるといいです。3か月でより自然になります。