眉毛下皮膚切開 (目の周辺)
あまり印象を変えないで、目元をすっきりさせる方法です。若い方は、二重にはしたくないが、目つきがきつく見えるのが嫌だとか、まぶたが重いのを改善したい方にお勧めです。
40代になり、20代の頃は二重がもう少し広くてはっきりしていた、改善したいが不自然な二重にはしたくない方にお勧めです。
二重に被ってきた皮膚は、二重のラインで切除するよりも眉毛の直下で切除する方がより自然です。年配の方だとまぶたにひさしがかかったようになっている、三角目になってしまった、改善したいがくっきり二重や印象が変わるのは困るといった方にお勧めです。
この方法は、二重のラインでの切開法に比べて腫れも少なく、抜糸をする7日後にはほぼ落ち着いています。ダウンタイムが短いので仕事をしている方にもお勧めです。
ただし、傷は3-6か月くらい赤みがありますのでお化粧や前髪、メガネ、帽子などでしばらくカバーするといいと思います。
一般的な手術の流れ
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1)カウンセリング
カウンセリングで、希望の形と方法を伺い、実際のまぶたの状態を拝見して、納得のいく、ベストな方法を選択していただきます。
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2)麻酔
麻酔は、基本的には局所麻酔です。眉毛の下に注射します。一瞬ですが、怖いので別の方法を希望される方もおられます。ガス麻酔と静脈麻酔をして手術を行うことも可能です。ただし、健康状態によって不可の場合もあります。
また、食事制限(6時間絶飲食)がありますので当日すぐに手術をすることが出来ない場合もありますし、麻酔料金が手術料金とは別にかかります。
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3)手術
手術時間は、まぶたの厚みなど個人差はありますが、1時間くらいです。
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4)術後
術後は15分クーリングをして帰宅します。7日目に抜糸に来ていただきます。
手術後の経過
個人差はありますが、腫れは7日で落ち着きます。
アイメイクは、抜糸のの翌日から開始可能です。場合によって内出血が出ることがあります。
手術中に力が入ってしまうと起こりやすいので、リラックスして受けられるといいです。傷の赤みは、3~6か月で落ち着きます。アイメイクや前髪、メガネなどでカバーされるといいでしょう。